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じん肺健診における医師の立会

じん肺法によれば、じん肺の健康診断は、1次健診として「粉じん作業職歴の調査」・「胸部直接X線」だけで良いことになる。(胸部レントゲンを判定し、異常があれば肺機能検査等を二次健診として行う)
多くの企業は、外部健診機関にこれを委託することになるが、通常の場合、レントゲン技師+事務補助者のみがレントゲン車で巡回している。

じん肺の健康診断は以下で規定されている。
じん肺法(平成16年12月1日) 第3条 (じん肺健康診断)
この法律の規定によるじん肺健康診断は、次の方法によつて行うものとする。
粉じん作業についての職歴の調査及びエツクス線写真(直接撮影による胸部全域のエツクス線写真をいう。以下同じ。)による検査
厚生労働省令で定める方法による胸部に関する臨床検査及び肺機能検査
厚生労働省令で定める方法による結核精密検査その他厚生労働省令で定める検査
前項第二号の検査は、同項第一号の調査及び検査の結果、じん肺の所見がないと診断された者以外の者について行う。


ところが、診療放射線技師法によれば、以下の規定がある。
診療放射線技師法(平成13年12月12日) 第26条 (業務上の制限)
診療放射線技師は、医師又は歯科医師の具体的な指示を受けなければ、放射線を人体に対して照射してはならない。
診療放射線技師は、病院又は診療所以外の場所においてその業務を行つてはならない。ただし、次に掲げる場合はこの限りでない。
医師又は歯科医師が診察した患者について、その医師又は歯科医師の指示を受け、出張して百万電子ボルト未満のエネルギーを有するエツクス線を照射する場合
多数の者の健康診断を一時に行う場合において、医師又は歯科医師の立会いの下に百万電子ボルト未満のエネルギーを有するエツクス線を照射するとき。


多くの現状は法令違反ではないだろうか? スピード違反のようなものだろうか?

なお、この規定には罰則も存在する。
診療放射線技師法(平成13年12月12日) 第34条 (罰則)
第26条第1項又は第2項の規定に違反した者は、6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

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